自己肯定感がブーム!?

【「自己肯定感」が大流行り?!】

最近、SNS上などで「自己肯定感」という言葉を
よく目にします。

自己肯定感をテーマにした一般読者向け
心理学書やビジネス書などもよく見かけます。

長引くコロナ自粛で先行きの見通しが立たず、
感染リスクの不安から、
雇用の不安定からくる経済的な不安も広がるなか、
ついつい自己評価は下がりぎみ、
自分に自信がもてず、抑うつ的な気分にすら
なってしまいがちという人もいるようです。

その一方で、この不安定な時代を乗り切るため、
積極的にビジネスを展開したり、
個人でできることを活かして、
セルフブランディングとマネタイズを目的とした
発信に力を入れている人たちもいます。

そういうなかで、自己肯定感という言葉が
浮上してきたように見受けられます。

自己肯定感がもてなければ、
自信をもって発信することができません。

自己肯定感を高めることが、
ビジネスの成功にもつながるといった
ところでしょうか。

あるいは、自己肯定感を上げるような
アプローチそのものが、ビジネスにつながる
ということかもしれません。

【メンタルはつねに時代の影響を受ける】

いつの時代も、
人はその時代の影響をうけます。

その時代の避けられない状況があり
全般的に広がるムードや暗黙のルール、
あるいは価値観があり、
よしとされるパーソナリティの傾向や、
その時代に適応しやすく、生きやすい性格
といったものすらあります。

心理テストや自己診断コンテンツの内容も、
そういった状況や変化をも考慮しながら
制作していくものになります。

さて、いま流行りの”自己肯定感”ですが、
自己肯定感とはいったい何なのかと、
先日のオンラインセミナーで、
参加者の方々とセッションしました。

そのセミナーの流れを
音声動画として収録しましたので、
こちらにもUPしておきます。

1月~3月末まで期間限定で、
毎週土曜日午後8時から9時半まで、
「あなたとわたし ココロ丸わかり講座」
と題して、セミナーを行っています。

その第二回目に「自己肯定感と自己価値観」
というテーマでお話ししています。

話しの入り口として、
2013年に世界7か国の若者を対象として
行われた「自尊感情」についての調査を
取り上げました。

自尊感情(self-esteem:セルフ・エスティーム)とは、
自分自身を価値あるものだと感じる感覚です。
それは自己肯定感もとつながっています。

若者を対象とした調査では、
アメリカの心理学者ローゼンバークの
自尊感情尺度が使われていました。

その結果、日本の若者は他国の若者と比較して
自尊感情が低いという結果が出たそうです。

しかし、日本の心理学者らは
その自尊感情尺度の得点をそのままあてはめ
日本の若者の自尊感情が低いという
解釈には無理があると考えているようです。

(その尺度を見れば当たり前の感じ、しますけど)

日米の若者のメンタリティの違いから、
同じ質問(の翻訳)に対する受け止め方が
違うということのようです。

オンラインセミナーは、学生ではなく
一般社会人を対象にしているので、
一つひとつの問いの意味や意図を考えて
しまうことになります。

自己肯定感が高い・低いということの
人による受け止め方の違いや、
自尊感情とはそもそもどういうものなのか、
自己価値観とはまた違うのかなど、
言葉の定義や解釈もいろいろです。

学生を対象とした質問なら、
比較的素直に答えてくれるかもしれませんが、
一般社会人になると、翻訳文体のような設問では
「設問の意味がわからない」とか、
「この問いは変だ」とか、
設問に答える前に質問や疑問が出てきます。

また、人によってパーソナリティの傾向から、
自分が自己肯定感が高いほうだと感じているか、
低めだと感じているかなどの特徴も
浮かび上がってきます。

そういうことから、
自己診断項目などを制作するときでも
どういう言葉をどういうところで使用するか、
質問に込めた意味が回答者に伝わるかなど
考慮すべき点が多くあります。

言葉の意味だけではなく、言葉の持つニュアンス
与える印象なども、理解しておかなければなりません。

【「自分が自分のままで大丈夫」とは?】

さて、自己肯定感の話に戻りますが、
その意味について、共感できるのは、
心理学者・心理カウンセラーの高垣忠一郎先生の
自己肯定感とは、「自分が自分のままで大丈夫」
という言葉です。

それは「わたしはわたしのままでいい」
「あるがまま」ということになるかと思います。

とはいえ、この「わたしはわたしのままで」とか、
「あるがまま」というその自分が、
どういうものかわからないということも
ありうるわけです。

「自分が自分であって大丈夫」
「自分は自分のままでいい」という
その自分とは、いったいどんな自分なのか?

その先に個人のパーソナリティのもつ傾向、
そして自己イメージがあります。

それは理想の自己イメージといってもいいのですが、
自己イメージというものは
あくまで自己イメージであって、
その奥にある自分とはズレがある……。

というところから、
さらに深く自分自身をみていかなければ、
「自分が自分のまま」を肯定的に受け止める
ところまでは達しないということになります。

【人の価値とは何なのか?】

自己肯定感に近い言葉で、
自己価値観という言葉もあります。
自分の価値を高めたい、
自分の価値を感じられると、
それは自己肯定感につながるという
ことにもなるでしょう。

しかし、価値というのは価値がある
価値がないということもはらんでいるので、
人は価値があるとかないとかで
はかられるものなのかという、
問いが浮上してきます。

社会に適応できている、
社会的にステイタスが高いということを、
価値ととらえる人は少なくないです。

自己価値観は、自己有用感、自己効力感
といったものとも通じていますね。

もしそれが、
社会的に適応できにくい人間が価値が低いとか、
自分が社会的にうまくいかなくなった、
失敗したということになると、
価値がないと感じることにもなりかねません。

昨年、カリスマ的人気のyoutuberが、
人の価値をめぐって発言したことが
炎上し、多くの批判を招いたことが
思い出されます。

あまり、まとまりのない内容になって
しまいましたが、
ウィズコロナの時代というのは、
これまで以上に、人の心の問題や
人間性とは何かといったことについても
深く探求していかなければならない
時代だとも感じています。

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ABOUTこの記事をかいた人

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徳島県生まれ。関西学院大学大学院修士課程修了(哲学専攻)。フリーライター、PR会社勤務を経て、単行本執筆を期に執筆活動に専念。1995年、本書のテーマであるエニアグラムと出会い、ライフワークとしての性格研究に取り組む。2000年より、毎月欠かさずエニアグラムのワークショップ、セミナー等を開催。参加者にとって信頼できる場を提供するため、スモールグループでの分かち合いを大切にし、今日まで継続している。2004年、永岡書店より出版の『ココロの本音がよくわかる魔法の心理テスト』がベストセラーに。心理テストブームを巻き起こした。テレビ・ラジオ等への出演・心理テスト監修も多数。『ドキッとするほどホンネがわかる心理テスト』(池田書店)『面白過ぎて時間を忘れる心理テスト』『楽しすぎて止まらない心理テスト』(三笠書房)など、心理テストに関する著書は累計120万部を突破。また、エニアグラムをベースにした性格診断・自己分析ツールは、商品キャンペーン、イベント、人材マッチングその他、Web集客等にも有効なツールとして、一般企業、放送局、イベント会社等幅広いジャンルに応用できるため、大手企業等からのコンテンツ制作の依頼も多い。 20代後半からジム通いを続け、40代で易占を学び、占いスクールで周易入門の講座を持つ。50代からヨーガを始め、全米ヨガアライアンス200を取得。コロナ後は渋谷から出身地の徳島県阿南市に居を移し、リモートワークとオンライン講座を中心に活動している。現在は、地元のフィットネスクラブで、趣味の有酸素運動と筋力トレーニングを行いながら、マインドフルネス・コンパッション・ヨガを実践。ロードバイクが趣味。