【オンライン生活で着実に変わっていく人付き合い】
このところ、オンラインでのセミナー開催や新しいコミュニティでの
つながりなどが増えてきました。
コロナ後、ここ2年近くで動画での発信も膨大な数に増えていますね。
コミュニケーションの仕方は確かに変わってきています。
直接対面しない、オンラインでのコミュニケーションの仕方にも、
それなりの対人スキルが必要になってきています。
会社の仕事であれば、オンラインでも日中に会議の時間を
設定することになりますが、個人同士や何らかのコミュニティ
などのつながりでは、あまり時間を気にすることがなくなりました。
通常の仕事や日常の業務を終えた後の午後8時や9時からが
オンラインでの集まりになっているところも多いでしょう。
体験してみてわかるのですが
Twitterのスペースなども気楽に雑談できて楽しい
コミュニケーションツールになっていますね。
筆者は朝はあまり早くないので、早朝活動中のコミュニティには
入ったことがありませんが、オンライン上での朝活をやっている人も
大勢いますね。
「ふつうはこうだ」というような生活のパターンが、
人間関係を築いていくうえでは変化してきているように思えます。
【あの人は何が好みなのか、わからない……】
SNSでのつながりもコロナ以前とは違った形でとても
大事になってきました。
首都圏近郊では人と新しく知り合うときのきっかけに
セミナーや勉強会、通い始めたジム、サークル活動などで
なんとなく気が合いそうだなと思った個人や複数の人と
帰りに「ちょっとお茶でも飲んでいきませんか」ができたのですが、
オンラインではそういうことができません。
すると、最近気づいたのですが、
コロナ後何度もオンラインで顔を合わせ、
一緒に活動をしている人であっても
その人の飲み物や食べ物の好みがわからない……。
そういったことがオンラインでの付き合いでもわかる
テストなどもやってみると面白いかもしれません。
さて、
今年は通常の心理テスト・性格診断などのコンテンツ制作に加え
これまではあまりメインにやってこなかったセミナーなどにも
エネルギーを注ぎたいと思っています。
最近、「自己肯定感」といった言葉が流行っているようですが、
長引くコロナ禍で個人の生き方の方向性が見いだせなくなってきている
ということもあるのでしょう。
こういう時期にこそ、これまで培ってきた性格研究を生かし、
人の心の支えとなるような活動ができればと思っています。
【高校生の方からのインタビューにお答えして】
話変わりますが、昨年末に、心理テストに関することで、
ある高校の生徒さんからオンラインでのインタヴューを受けました。
メインのご質問は、
「心理テストはどうやって作るのですか?」
ということだったのですが、とくに時間の制約もなく
長々とお話をしてしまいました。
その内容を動画にまとめましたので、いかに掲載します。
これまでにもお話ししてきたようなことばかりですが、
ちょっと時代の変化を感じるところもあるかと思いますので、
よろしければご視聴ください。
(話、長いです!)
その①心理テスト作家のできるまで
どういう経緯で心理テストを作るようになったのかについて、
診断コンテンツ制作の最初のきっかけになったことについても、
お話ししています。
その②心理学と精神世界のはざまで
1990年代半ばの雑誌などのメディアで取り上げられるように
なってきた精神世界からスピリチャルな世界への流れのなかでの
仕事の立ち位置について。
地下鉄サリン事件が起きたころの時代の精神的背景。
その③人を分類してみる
性格研究の中心に置いてきたエニアグラム(人の性格を9つのタイプに分類)に
ついて。
その④占いの話もちょっとする
心理テストや性格分析・自己診断テストを「占いみたいなものでしょ」と
思われている方もいるようです。その辺の違いについてお話ししています。
その⑤わたしたちにも心理テスト作れますか?
ここでは基本のところで、”人”を理解するための立ち位置、目線、
分類の仕方、表現の仕方などについてお話ししています。