イエス・ノー診断・自己診断コンテンツ 事例紹介 婚活マッチング系

【自己診断コンテンツ 事例】

今回ご紹介する事例は
ペアーズエンゲージ(結婚相談所)
婚活診断タイプ診断

です。

診断コンテンツ入り口には、
次のようなキャッチフレーズがあります。

婚活を成功させる秘訣は?
あなたの性格タイプから、
婚活でやりがちな行動やアドバイスをお伝えします!
さらに、婚活のコツもご紹介!

外部リンク:
https://engage.pairs.lv/shindan/konkatsu_type

以前にもお話ししましたが、
ご依頼を受けているお仕事の中には、
制作監修者の名前を出せないものも
多々あります。

今回は監修者の名前を診断テスト入り口に
掲載していただいているので
ご紹介できるものになります。

ペアーズエンゲージ(結婚相談所)
https://engage.pairs.lv/shindan/konkatsu_type

【コロナ後、婚活系は活性化!】

結婚相談所・婚活系マッチングサイトは
コロナ後もますます活性化しているように
見受けられます。

余談ですが、
日本初の結婚情報サービスシステムは、
アルトマンシステムという会社が始めたものです。
1970年代のことです。

アルトマンシステムは、
ドイツの学者ハンス・ユルゲンス博士が
1956年に開発した結婚適合性診断システム
というものがもとになっています。

西ドイツでは、
第一次大戦につぐ第二次大戦での敗北によって
多くの戦死者を出し、
男性数が女性に比べて極端に少なくなってしまいました。
そこで結婚相手がいなくなり、
人口が急激に減少することになったのです。

事態を憂慮した政府は、ユルゲンス博士に
人口問題と結びついた調査を依頼しました。

この研究で博士は約一万組に近い夫婦について
十年年以上にわたる追跡調査を行い、
夫と妻の両方に約100項目の質問を別々に実施し、
この結果から幸福なカップルを予測する
診断システムを開発しました。

博士の開発した診断システムは、
カップルの性格、夫と妻の役割認識、相手に対する評価、
コミュニケーション、経済感覚、余暇の過ごし方、
家族や友人との交際などの面から、
どのようなカップルがもっともうまくいくかを
診断するというものでした。

アルトマンシステムがサービスを開始したのは
1970年代のことです。
当時はまだ誰もパソコンやスマホを
使用していませんでした。
そういうものがなかったわけです。

そのころ、アルトマンシステムの触れ込みは、
コンピュータによるマッチングということで、
結婚相手は情熱よりも理性で選ぶことが
幸福な結婚につながるとしいうものでした。

一時の情熱にかられて結婚しても
失敗することが多いが、
お互いにうまくいくかどうかを
相性の面から合理的判断すれば、
より長続きのするパートナーシップが築ける
というわけです。

昔の日本には、お見合い制度というものがあって、
男女が年頃になると、
仲人が「縁談」をもってきて
話をまとめる場合が多かったわけです。
しかし、1970年代には恋愛結婚が一般化していました。

ところが、自分で結婚相手を探すというのは、
そうたやすいことではないという
男女も少なくなかったのです。

また、恋愛は一時の情熱で燃え上がるが、
その情熱は冷めるものなので、
恋愛結婚はうまくいかなくなる可能性が高い
という(アルトマンシステムの)説明です。

情熱恋愛というものがもてはやされた
時代があったのですね。
その前提があっての話です。

当時のアルトマンシステムでは、
入会と同時に、自分自身の年齢、学歴、職業、性格から
結婚相手として希望する相手の条件に至るまでの
細かいリストが作られ、
そのリストをもとにコンピュータで相性診断が行われ、
ふさわしい相手が紹介されるという仕組みになっていました。

もちろん、会ってみて相性が合わないという場合も
あるでしょう。

その場合は、旧来の仲人への気兼ねなどなしに、
断れることができるので気が楽ともいえます。

当時、日本の旧来のお見合い制度が
若い人に敬遠されるようになっていた時代に、
この会社のうたい文句は、
「コンピュータによるパートナー選びのシステムは、
昔のお見合い制度よりはるかに選択の幅が広く、
かつ知的で論理的、あとくされのない方法である」
というものだったのです。

入会金を支払えば、コンピュータで
希望にそった相手を紹介してくれるという、
アルトマンシステムが提供するサービスは
当時としては画期的なものだったわけです。

ただ、入会金はかなり高額だったようです。

筆者はアルトマンシステムの広報部長に
取材をしたことがありました。
「科学的」というところを強調されていた
という記憶があります。

【マッチングサイトの未来】

コンピュータやスマホで登録でき、
相手を探せるシステムは
今の若い人たちのニーズに合っているようです。

現在のようにスマホアプリなどが
普及していなかった時期からある時期までは
「出会い系サイトで出会った人と結婚するなんて」と
否定的にみられていたこともありました。

しかし、現在では各社サービスの内容、
信頼性、セキュリティ、登録会員数など
どこも競って向上を目指していることでしょう。

若い人たちの中には、そのなかでも
アドバイザーに相談したいという人もいれば、
仲人やアドバイザーのような人には
接したくないし、アドバイスも欲しくない、
会員登録しても、
全部、PC・アプリでやり取りして、
ふさわしい人を探したいという人もいます。

筆者は若い人から、
そういう声も聴いているので、
婚活系のサービスシステムやその動向は
わりあい興味をもって眺めているところです。

婚活市場に限らす、対人的サービスでは、
より個々の会員やユーザーの性格、
個人的な価値観に合った細分化したニーズへの対応と
サービスが求められるようになってきている
のかもしれませんね。

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ABOUTこの記事をかいた人

徳島県生まれ。関西学院大学大学院修士課程修了(哲学専攻)。フリーライター、PR会社勤務を経て、単行本執筆を期に執筆活動に専念。1995年、本書のテーマであるエニアグラムと出会い、ライフワークとしての性格研究に取り組む。2000年より、毎月欠かさずエニアグラムのワークショップ、セミナー等を開催。参加者にとって信頼できる場を提供するため、スモールグループでの分かち合いを大切にし、今日まで継続している。2004年、永岡書店より出版の『ココロの本音がよくわかる魔法の心理テスト』がベストセラーに。心理テストブームを巻き起こした。テレビ・ラジオ等への出演・心理テスト監修も多数。『ドキッとするほどホンネがわかる心理テスト』(池田書店)『面白過ぎて時間を忘れる心理テスト』『楽しすぎて止まらない心理テスト』(三笠書房)など、心理テストに関する著書は累計120万部を突破。また、エニアグラムをベースにした性格診断・自己分析ツールは、商品キャンペーン、イベント、人材マッチングその他、Web集客等にも有効なツールとして、一般企業、放送局、イベント会社等幅広いジャンルに応用できるため、大手企業等からのコンテンツ制作の依頼も多い。 20代後半からジム通いを続け、40代で易占を学び、占いスクールで周易入門の講座を持つ。50代からヨーガを始め、全米ヨガアライアンス200を取得。コロナ後は渋谷から出身地の徳島県阿南市に居を移し、リモートワークとオンライン講座を中心に活動している。現在は、地元のフィットネスクラブで、趣味の有酸素運動と筋力トレーニングを行いながら、マインドフルネス・コンパッション・ヨガを実践。ロードバイクが趣味。