診断コンテンツの可能性とその制作について
今回は弊社で提供している診断コンテンツ(すべて筆者中嶋が責任を持って制作しております)について、詳しくお話ししたいと思います。
これまで多くのクライアント様から「診断コンテンツはどのように制作されるのか?」「どのような効果が期待できるのか?」というお問い合わせをいただいております。すでにご案内してきたことではあるのですが、このブログを通じて、診断コンテンツの魅力やその可能性についてお伝えし、さらに皆様の疑問にお答えできればと思います。
まず、診断コンテンツの魅力とは何でしょうか?診断コンテンツは、ユーザーに自己理解や新たな気づきを促すだけでなく、楽しみながら情報を提供する強力なツールです。これにより、企業やブランドはターゲットオーディエンスとのエンゲージメントを深めることができます。特に、SNSやWebサイトでの利用が広がっており、PRやマーケティングの一環として非常に効果的です。
診断コンテンツの特徴と提供内容
弊社が提供する診断コンテンツには、性格分析法などを応用したチェック式やチャート式の自己診断、それらよりもより気楽に遊べる心理テストがあります。その中でも最近になって、よくお問い合わせをいただくのが、MBTI(マイヤーズ・ブリッグス・タイプ指標)や16性格タイプ、そしてエニアグラムとの違いについてです。これらのコンテンツがどのように異なるのか、そして当サイトで提供している内容について解説いたします。
MBTIとは?16性格とは?
まず、MBTIとは、カール・ユングのタイプ論を基にした性格タイプ診断です。MBTIは、世界中で広く使用されており、個人の性格を16のタイプに分類します。これにより、自己理解や他者とのコミュニケーションを深めるための性格検査として活用されています。ただし、MBTIは商標登録されており、認定された機関や専門家によって提供されるものです。
次に、16性格タイプについてですが、これはMBTIに類似した性格診断のフレームワークで、オンラインで広く提供されています。多くのWebサイトやアプリで見かけることがあり、ユーザーは自己の性格傾向を簡単に知ることができます。
当サイトでは、MBTIの名称を使用することはできませんが、MBTIの基となっているユングのタイプ論や性格分類の原理を参考にした、独自の16の性格タイプ診断を提供することが可能です。もちろん、それは約30年に渡る、私の独自の性格研究と毎月講座セミナーに参加してくださっている講座生の方々からのフィードバックの上に成り立つものです。
タイプ論の比較やこの診断は、個々の性格の特徴を理解するためのツールとして活用でき、自己理解やコミュニケーションの向上にも役立ちます。
エニアグラムとは?
そして、エニアグラムについてですが、これは9つの性格タイプに基づいて個人の特徴を分析するツールです。エニアグラムは、自己成長や人間関係の改善に役立つ深い洞察を提供することで知られています。当サイトでは、エニアグラムに基づいた診断コンテンツを多数提供しており、企業向けの人材開発や個人の自己理解のためのツールとしてご利用いただいています。エニアグラムの知識はオープンソースであり、自由に利用できる点も特徴です。筆者は30年にわたりエニアグラムの研究に携わり、現在もセミナー・ワークショップ等を開催しています。
ただ、エニアグラムがMBTIのようにその使用が厳密に限られているのと違って、誰でもが利用できる知恵の体系であるという共通認識の上に成り立つものであるがゆえに、そのルーツや専門家による研究過程を経ずに、たんなるタイプ当てのツールのようになってしまっていることがあります。また、誰もがアクセスできるツールであっても、自己診断テストや解説文等は個々に著作権・知的所有権が発生するものですから、ネット上で検索した診断テストや解説文をコピペ使用することは禁じられています。それ故に、専門家にご相談いただくのが良いかと思います。
診断コンテンツの活用法
MBTI、16性格、エニアグラムーーこれらの診断コンテンツは、それぞれ異なる特徴を持ちながらも、自己理解や他者理解を深めるための強力なツールです。当サイトでは、これらのコンテンツをカスタマイズして提供し、クライアント様のニーズに合わせた最適な診断をお届けしています。例えば、企業のPR活動、マッチングサービスの精度向上、ファッションやライフスタイルの提案など、幅広い分野でご活用いただけます。
また、診断コンテンツの制作だけでなく、その活用方法についてもご提案しております。SNSやWebサイトでの展開、マーケティング戦略の一環としての利用など、診断コンテンツをどのように最大限に活用するかについてのアドバイスも行っております。
もし、診断コンテンツの導入をご検討中の方や、詳細な内容についてさらにお知りになりたい方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。皆様のビジネスの成功に向けて、最適なサポートを提供させていただきます。
コンテンツ制作の制作費等について
さて、最近、当サイトのお問い合わせ欄からよくいただくご質問に「制作費はどのくらいかかるのか?」というものがあります。この点についてお話しする前に、診断コンテンツがどのように制作されるかについて簡単にご説明いたします。
私が制作する診断コンテンツは、クライアント様のニーズや目的に応じてカスタマイズされています。例えば、ファッションや美容に関する診断、マッチングサービス向けの診断、さらには企業のプロモーション活動に合わせた診断コンテンツなど、ジャンルは多岐にわたります。
制作費については、具体的な内容や仕様により大きく変動します。診断の精度やユーザー体験の質を高めるために、内容の充実度やデザイン、システムの構築に関する要素が考慮されるためです。そのため、詳細なご要望をお伺いした上で、お見積もりをご提示することが一般的です。クライアント様が求めるイメージや目標を共有していただくことで、より具体的かつ正確なご提案が可能になります。
個人事業主の方など、個人でビジネスや講座等を始めておられる方には、ご相談いただければご予算の範囲内で可能なご提案をさせていただきます。
AIでクオリティの高い診断コンテンツは作れるか?
また、2023年にはAIの発展が進み、2024年も半ばを過ぎた現在では多くの業界で活用されています。私もOpenAIのChatGPTやCopilotを試してみましたが、AIによるコンテンツ制作は補助的なツールとして非常に役立ちます。
ただし、人間の心理や感情に関する深い洞察が求められる診断コンテンツにおいては、依然として専門家の手が不可欠であると感じています。AIは基本的な枠組みを提供してくれるものの、実際のユーザーの感情に響くコンテンツを作り上げるためには、人間の経験と感性が重要です。
また、診断コンテンツの結果を何に紐づけるかは、熟考する必要があることです。この点につきましては、ご相談内容に応じて直接お話したい点です。AIで簡単な診断物を作りました、顧客リストを取れるかな、名前やアドレスを記入してもらおう、これなら簡単!というわけにはいきません。せっかくWebサイトやSNS上で◯◯診断に興味を持ってくださったビジターの方も、そこから先の配慮に欠けていると、瞬間離脱されてしまいます。
このような背景から、私は引き続き高品質な診断コンテンツ及び心理テストの制作に力を入れております。特に、診断コンテンツを通じてクライアント様が目指す目標を達成するために、専門的な知識と経験を活かし、オリジナルで魅力的なコンテンツを提供しています。
少し先ですが今年11月に開催されるクリエイターEXPOに出展します
今年の11月には幕張メッセで開催されるコンテンツ東京【クリエイターExpo】に出展する予定です。ここでは、最新の診断コンテンツやその効果的な活用方法について直接お話しする機会を設ける予定です。もし、会場にお運びになる方、いらっしゃったら、お会いできることを楽しみにしております。
診断コンテンツの制作やその活用についてご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。お客様のニーズに合わせた最適な提案をさせていただきます。皆様のご相談を心よりお待ちしております。