コロナ後「成功」は「お金」に直結!?
毎月2回、エニアグラムオンラインサロンを
開催しています。
オンラインサロンは中上級者向けのセミナーです。
20数年前から続けているサロンなので、
参加費は当時のままになってしまっています。
参加されている方々も、すでにエニアグラムの
ファシリテータ―をされている方や
長く学ばれている方々がほとんどです。
エニアグラムオンラインサロンは
性格心理学的な見方からよりスピリチュアルな
実践のためのガイドとなる内容になっています。
さて、「スピリチャル」といえば、
コロナ後ますます”スピリチャル”に関心のある人が
増えているようにも思えます。
先行きの不安、見通せない未来……。
筆者が取り組んでいるエニアグラムは、
スピリチャルと言っても、占いやヒーリングの
ようなものとはまったく異なります。
基本的には自我の構造を扱うので
自己探求のプロセスであり、そのためには
ある程度、タフな自我をもっていないと
取り組めません。
かつて注目されたマズローの人間性の心理学、
つまり、精神的に健康な人のための
自己実現のための道しるべということになります。
さて、見出しのテーマから話がずれましたが、
6月10日(金)のエニアグラムサロンのテーマ、
タイプ3:目標を達成する人と呼ばれる人々の
パーソナリティの傾向とからめての話です。
彼らは「成功を求めて効率よく働く」人々です。
現代では多くの人がこのような価値観によって
表される「成功者」となろうとし、
日々、駆り立てられているようです。
「成功」「高収入」「短期間」は
人々を魅了する魔法の言葉!?
しかも、コロナ後の成功者のイメージは
「高収入」と直結し、
SNSなどにもこれだけ稼いでいる、
これだけ稼げる、さらに「楽して稼げる」
「コツコツ働かなくていい」という
自己表示や広告・宣伝があふれています。
とくにコロナ以降、「成功」への近道を探し、
模索している人々がSNSのあちこちに
見られます。
いずれ、あふれかえった「成功」商法も
淘汰されていくことでしょう。
とはいえ、何が本物か、誰が真実を語っているのか、
見分けにくい時代です。
自分のビジネスを始めたいという人に
どんどんコピペすることを推奨し、
高額商品を売りつけることを
推奨しているコンサルタントなどが
いるのも事実です。
コロナ後の先行き不安が去らない人々にとって
「成功」と「高収入」しかも「短期間」という、
この三つは、魔法の言葉なのかもしれませんね。
すると、どこも判で押したようなうたい文句、
私の良識ある友人の表現によれば、
「創造性のかけらもない」「書き手のウイットや
しゃれっ気も何も感じられない」「いかにも
コピペ風の商売ブログ」になってしまう。
ユーザーはただ、イライラするばかりでしょう。
顧客やユーザーにとって価値あるものを
提供したい。
こういう時代だからこそ、
人々に提供するものは、”信頼に足るもの”、
”中身のあるもの”でなければなりません。
”内容””質⁼クオリティ”そして”信頼”が
これまでにも増して
問われるようになってきていると思います。
筆者は、診断コンテンツ制作においても、
つねにそのような意識でもって
取り組んでいきたいと思っています。