2021年もあっという間に半年が過ぎてしまいました。
昨年のいまごろの状況からすると、
テレワークやオンラインミーティングも
日常化してきました。
Youtubeなどの動画による発信も増え、
中には大手メディアからの情報では得られなかった
さまざまな情報が得られるようになりました。
もちろん、エンターテイメント的なものも
オンライン上で気楽に楽しめます。
とはいえ、ネットの中に流れる情報は
文字データにせよ動画にせよ、
玉石混合で、どのような情報にアクセスするか、
どのような情報を信頼するかは、
それこそ、個人の情報リテラシーによるところが
大きいと言えるかもしれません。
また、その一方で、
ますます、信頼される情報発信・サービスが
求められるようになってきていると思います。
選ぶ言葉の一語一語も、炎上などの事態を招かないよう
最新の注意を払う必要があるでしょう。
就活・仕事探し・婚活とマッチング
さて、この半年、
お仕事の状況にどんな変化があったかを
振り返ってみたいと思います。
お仕事のご依頼は大きく分けて、
クライアント様より直接のご依頼と
制作会社様よりのご依頼という2つの
流れがあります。
そのなかでの診断コンテンツについては
ネット上、ウェブサイトに掲載されるもので、
オープンなものと、主に会員様向けのものがあります。
会員様向けでは、診断内容のより詳しい部分が
会員登録後に読めるというような設定が多いですね。
(そういう意味で、
お仕事事例をご紹介しにくくなりました)
また、スマホユーザーが主という想定から
スマホアプリ中心の使い方があります。
アプリをダウンロードしたのち、
会員登録後にエントリーする形ですね。
いずれにせよ、よりユーザーを絞り込み、
絞り込まれたユーザー向けのサービスへの
活用という傾向がみられるかと思います。
活用されるジャンルとしては、
学生・新卒のための就活・適職等自己診断、
自己診断結果からのマッチングサービス、
仕事・サービスを提供する側と
提供を受ける側のマッチングアプリ、
そして、恋活・婚活ジャンルの診断サイト・
マッチングアプリなどです。
そこに、診断コンテンツがさまざまに応用されます。
アプリで出会う時代に
とくに婚活系は、リアルな場面で、
なかなかパートナーを見つけにくい、
そもそも、出会いのチャンスがないというところから、
コロナ以後、ますます出会いの機会が減ってしまったため、
以前にもまして、そういったサービスの需要が
高まってきているのでしょう。
(コロナ後、恋人同士でも何か月も会っていない
という話を耳にすることもあります)
シングルの人たちは、このまま一人でいるより、
誰か寄り添える人がいたらという気持ち
が強まっても来ているのでしょう。
コロナ禍は意識するしないにせよ、
わたしたち現代人に”死”というものを
思い起こさせることになりました。
そういう時代には
本能的に個人の生存欲求のみならず、
種の存続というかそういった個人を超えた
種の保存欲求も働くのかもしれません。
ちょっと大げさな話になってしまったので、
元に戻します。
婚活産業は診断コンテンツ作りという
視点から見ても活性化しているようです。
さらに、
マッチングアプリのようなサービスは、
婚活系から、より幅広いジャンルに応用
されていく可能性があります。
単なるモノの売り買いややり取りではなく、
背後に信頼性というものがあり、信頼を基盤として
ニーズとシーズが結び付けられるような……
場合によっては、サービスを提供する側が
誰にそのサービスを提供するか、
絞り込んでいくために診断コンテンツが
応用されることもあり得るかと思います。
応用範囲の広い心理テスト&心理ゲーム
心理テストも、わりあい人気で、
イベント活用、テレビ、動画の生番組など、
ゲストの方々とのトークに使われることが
多かったです。
心理テストを社内また顧客との
コミュニケーションツールとして応用される
ところもあります。
そのため、心理テストの診断内容は、
よりポジティブな結果に結びつけることを
ご要望されるクライアント様が多くなりました。
今年は、親子で楽しめるゲームとして、
イベントでも心理テストを使いたいという
ご依頼もあり、
作るほうも楽しくお仕事をすすめられます。
さて、明日から7月、
コロナ自粛の疲れは思わぬところに出るようです。
適度にリラックスしながら、
夏を乗り越えてまいりましょう。
私はヨガをやっていますが、最近ちょっと
PCに向かいすぎていてさぼりぎみなので
「自らを律して」励まなければと
思っているところです。