ファッション×診断コンテンツ 内向きから外向きの時代へ

目次

美容・ファッション系診断コンテンツの制作が急増

心理テスト・診断コンテンツ制作の専門家、中嶋真澄です。今年の前半を振り返ると、美容やファッションに関連する制作依頼がこれまでよりも多かったと感じています。コロナ禍が明けたことで外出の機会が増え、人々が髪型や服装により一層気を遣うようになったことが一因と考えられます。その結果、美容・ファッション系の診断コンテンツがますます求められるようになっているのです。

診断コンテンツのWebキャンペーンでの活用

診断コンテンツは商品相性診断として、Web上でのキャンペーンでも有効に活用されています。企業は、ユーザーが楽しみながら参加できる診断コンテンツを通じて、商品やサービスの認知度を高めることができるため、この手法は常に人気があります。私のところで制作する診断コンテンツも、多くの企業のキャンペーンに採用されることで、その効果を実感しています。

AI技術の活用とその課題

コンテンツ制作において、AI技術の普及は大きなメリットをもたらしています。リサーチにかかる時間を短縮できることや、納期を早められることがその代表例です。しかしながら、安易にAIに頼ることは危険です。ChatGPTなどのAIツールを過信すると、コンテンツのクオリティがかえって低下するリスクがあります。心理テストや自己診断コンテンツは、つねに人の心を扱うものだからです。

時代の変化によって人々が求めるもの、価値をおくもの、不安に思うこと、楽しみを見出すものについても、変化していきます。診断コンテンツ作りにも、既存の情報を基にするだけではなく、常に語彙を豊かにし、新たに創造する力が求められるのです。そのため、AIを使う側がAIに対して教育を行い、使いこなす必要があります。

現在と未来のトレンド:内向から外向へ

現在のトレンドとして、自己診断的な内容への関心がやや薄れ、人々の関心が外向きになっていることが挙げられます。コロナ後の変化です。内面を見つめるよりも、外に出て活動すること、人に会ったり、旅行に出かけたり、活動的になってきています。また、家にいても、関心は外の世界に向かいがちです。マネタイズできる方法を考えたり、自分で起業したりする流れも強まっています。

私は自己探求系の講座を開催し、第四期目の募集を行っていますが、以前に比べて少し、関心が薄れていると感じます。人々の関心はより外向きに、実際的なものへと向かっているように思えます。

やがて、外向きから、自分軸へと揺り戻しが

しかし、ネット上の詐欺やフェイクニュース、世の中の事件報道が溢れる中で、自分自身という中心軸を失うと、わたしたちは再び自分の生き方や価値観を見直す必要に迫られるでしょう。そのため、しばらくは外向きの関心が続くとしても、最終的には自分を知るための診断コンテンツが再び求められるようになると予測しています。特に生き方や適職、起業に関する診断コンテンツが重要な役割を果たすことでしょう。

個人事業主への診断コンテンツの活用提案

これまでこの公式サイトでは、企業のご担当者様に向けた内容を中心に更新してきましたが、診断コンテンツは個人事業主の方々にも大いに役立つものです。例えば、マーケティング戦略の一環として診断コンテンツを取り入れることで、顧客とのエンゲージメントを高めることができます。

もし、個人事業主の方でこのブログを読んで興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、ぜひご遠慮なくお問い合わせください。診断コンテンツの制作を通じて、皆様のビジネス成功に貢献できることを楽しみにしております。

事例紹介:
【連載中またはキャンペーン】

Nurse Plus(ナースプラス)毎月更新
https://kango.mynavi.jp/contents/nurseplus/tag/%e5%bf%83%e7%90%86%e3%83%86%e3%82%b9%e3%83%88/

HEPS
【垢抜け診断】あなたに似合うおしゃれをみつけよう
https://www.hepfive.jp/heps/detail/365

LUX JAPAN
「社会人らしい髪型」じゃなく「なりたい大人」に近づける髪型は?
無料ネット診断に挑戦してみた
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_660b691de4b005f1609ed3fc

イベントはすでに終了しています。
4月1日からはオンラインで美容室でのコーチングを疑似体験できる「社会人髪診断」が展開され、新社会人に限らず、誰もが利用可能でした。

LINE monery

診断コンテンツ制作の相談先・依頼先に迷ったら中嶋真澄

診断コンテンツは何故ユーザーに好まれるのか?

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ABOUTこの記事をかいた人

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徳島県生まれ。関西学院大学大学院修士課程修了(哲学専攻)。フリーライター、PR会社勤務を経て、単行本執筆を期に執筆活動に専念。1995年、本書のテーマであるエニアグラムと出会い、ライフワークとしての性格研究に取り組む。2000年より、毎月欠かさずエニアグラムのワークショップ、セミナー等を開催。参加者にとって信頼できる場を提供するため、スモールグループでの分かち合いを大切にし、今日まで継続している。2004年、永岡書店より出版の『ココロの本音がよくわかる魔法の心理テスト』がベストセラーに。心理テストブームを巻き起こした。テレビ・ラジオ等への出演・心理テスト監修も多数。『ドキッとするほどホンネがわかる心理テスト』(池田書店)『面白過ぎて時間を忘れる心理テスト』『楽しすぎて止まらない心理テスト』(三笠書房)など、心理テストに関する著書は累計120万部を突破。また、エニアグラムをベースにした性格診断・自己分析ツールは、商品キャンペーン、イベント、人材マッチングその他、Web集客等にも有効なツールとして、一般企業、放送局、イベント会社等幅広いジャンルに応用できるため、大手企業等からのコンテンツ制作の依頼も多い。 20代後半からジム通いを続け、40代で易占を学び、占いスクールで周易入門の講座を持つ。50代からヨーガを始め、全米ヨガアライアンス200を取得。コロナ後は渋谷から出身地の徳島県阿南市に居を移し、リモートワークとオンライン講座を中心に活動している。現在は、地元のフィットネスクラブで、趣味の有酸素運動と筋力トレーニングを行いながら、マインドフルネス・コンパッション・ヨガを実践。ロードバイクが趣味。