AI時代にこそ、人が作る心理テストの価値
しばらく公式サイトの更新が滞っていましたが、2025年前半は不思議なほど心理テスト制作のご依頼が多く、SNSや会報誌、通販誌などで連載を続けていました。ありがたいことに「やっぱり面白い」「読者が喜んでいる」と評価をいただき、制作者冥利に尽きる半年でした。
近年はChatGPTなどAIを活用すれば、それらしい心理テストや診断コンテンツは一瞬で出力されます。確かに便利ですが、実際に読んでみると「流れとしては整っているけれど、どこか面白みに欠ける」という感覚があります。人の心は、人と人との関わりや日常の微妙な空気の中からしかすくい取れない部分がある。これは制作者として実感しているところです。
もっとも、AIが役立たないわけではありません。以前なら悶々と考え込んでいたようなところも、AIに問いを投げかけてみるとヒントが返ってきます。そのおかげで作業のスピードは格段に速くなりました。AIをうまく補助的に活かしながら、最後は「人が人のために仕上げる」からこそ、責任を持てる作品になるのだと思います。
診断コンテンツは“集客の味方”にも
心理テストや診断コンテンツは、雑誌やSNSだけでなく、個人起業家や中小ビジネスの集客にも活用できます。自己診断テストをあなたの専門性に組み合わせれば、ただの広告ではなく「お客様自身が楽しみながら自分を知る体験」になります。
多くの方が知りたいのは、サービス提供者のことよりも「自分自身のこと」です。そこに寄り添う診断コンテンツは、自然にお客様との信頼関係を築きます。さらに、制作者自身にとっても、ターゲットや自分の強みを理解する手助けになります。
エニアグラム講座も継続中
あわせて、エニアグラム(人の性格を9つに分類する自己理解と自己実現のツール)に基づいた講座も引き続き開催しています。2022年にスタートした養成講座に加え、2025年2月からは「エニアグラム講師認定講座」も開講しました。
エニアグラムとは概略:
https://youtu.be/pUq4VsgsknM
エニアグラムアソシエイト養成講座紹介動画:
https://youtu.be/IPhc2Z2MEpw
AIをフル活用しながらも、AIを超えて「人間学」と呼べる領域に迫っていく。その歩みをこれからも進めていきたいと思います。
おわりに
2025年前半は、心理テストとAIの可能性、そして人間だからこそ生み出せる価値を改めて考える半年でした。企業のご担当者様、または個人でビジネスをされている方も、もしこのブログに目を留められたなら、ぜひ「診断コンテンツ」という可能性を思い浮かべてみてください。きっと新しい展開が見えてくるはずです。
◆相鉄お出かけ診断(スマホアプリ)
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