「アフターコロナ」から「ウィズコロナ」の時代 発信する情報の質を問われる

「ウィズコロナ」の時代の課題とは?

コロナ感染拡大はおさまらず
「アフターコロナ」に代わって、、
「ウィズコロナ」という言葉が用いられるようになりました。

「アフターコロナ」を想定した企画や戦略は、
「ウィズコロナ」版に書き換えなければなりません。

それはどういったものになるでしょうか?

「ウィズコロナ」の時代を
「つながり」から考えてみる

筆者は現在、田舎でテレワークですが
コロナ時でなくても、都内にいても仕事そのものは
テレワークのようなものでした。

いまとの違いは打ち合わせのために直接、
クライアントの会社を訪ねたり、
雑誌の取材などで編集の方とお会いするときに
喫茶店で待ち合わせたり、
セミナーやワークショップをやることがあれば
その場所に出向くといったことがなくなり、
そういったこともみな、電話やオンラインでの
やりとりになっているといったことぐらいです。

にもかかわらず、ときおり
何かつながりが失われたようなていくような、
つながっていた何かがかき消えていくような
感じを抱いてしまうことがあります。

そして、孤独感のようなものを感じることがあります。
その孤独の時間は読書やブログ・本の執筆などに
充てることができるはずなのに、
どこか散漫で心が落ち着かないといった
状態になることがあります。

コロナ以前には、
ふだんの仕事やプライベートな生活の中でも
つながりが保たれているという感覚がどこかにあり
安心感を得てきたところがあったと思います。

じっさいにはそうではないのかもしれないのに、
コロナ自粛のためにつながりが失われていくような感じ。

あなたも感じられたことはないでしょうか?

「つながりを失う」ことへの恐れは、リアルなもの

じつは、私たちの心の中にある恐れの一つに
「つながりが失われるのではないか」という
恐れがあります。

つながりが失われると、’孤立’がもたらされます。

この世界から切り離された状態になり、
生きていくことができません。

つながりを失うと
人は生き延びることができません。

それはけっして大げさな話ではありません。

これまでの人間関係を大切にし、
意識的につながりの感覚を取り戻そう。

仕事でもプライベートでも、
これまでの人間関係の中でのつながりを
思い起こしてみて
残暑見舞いなどのメールや葉書を送ってみる
というのもいいかもしれませんね。

仕事のメールでも最後に一言、
いまの時期の不自由な状況に触れ、
ご自愛くださいの一言を入れてもいいかも
しれませんね。

SNSなどでのつながりがある人には
メッセージで「お元気ですか?」の
一言でもいいかもしれません。

「ウィズコロナ」の時代の支えは、

「あなたがそこにいることをわたしは知っている。」
「あなたはわたしがここにいることを知ってくれている」

ということで、つながりを確認する
ということではないでしょうか。

ITをめぐる変化のスピードはますます加速化する

さて、話は変わりますが、
10月にクリエイターEXPOが開催される予定です。

毎年、コンテンツ東京という大きなイベントが
ビッグサイトで開催されています。
クリエイターEXPOもその中の一つで
今年も4月に開催されるはずでしたが、
コロナ感染拡大で10月に延期となっています。

クリエイターEXPOはライターやイラストレーター、
写真家、書家など、様々な分野のクリエイターが
個々のブース内に仕事内容や作品などを展示し、
来場者の方々と個別に商談ができる場所になっています。
展示会ではなくて、これは商談会です。

筆者は初回から、10年間続けて出展していますが、
ここで出会った来場者の方々とのつながりから、
いろいろと面白い仕事をさせていただいております。

そして、この10年、変化のスピードは本当に早く、
出展するたびに、まるで大きな流れの中に
巻き込まれているかのように感じたこともあります。

最初同時開催されていたブックフェアは、
別の時期に開催されることになり、
同時に、初めのころは最近の3倍ほどの人数がいた
「作家・ライター」ゾーンはどんどんせばまって
行きました。出展する人が少なくなってきたのです。

書籍や雑誌などの紙媒体が少なくなり、
携帯やタブレットなどモバイル端末で本や漫画が
読まれることが多くなってきました。

インターネットに掲載されるコンテンツ作りのできる
クリエイターが求められるようになりました。

ライターやフリーランスの編集者などで、
IT(=Information Technology)への対応に乗り遅れた人は、
仕事そのものが激減するという時代を
迎えることになったわけです。

しかし、それすらもう遠い昔の出来事のようです。

「誰でも動画」時代への対応の仕方

時代の流れが、仕事にも影響し、職業そのものが
必要とされなくなったり、逆に新しい職業が生まれる
ことにもなります。

才覚のある人たちはそういった時代の流れを
敏感にとらえ、精力的に活動し、
収入にも結び付けていくことができます。

以前から、若い人たちに人気のあった
ユーチューバーyoutuberなどは、
ネットで稼げる仕事の一つとして注目されていますね。

「アフターコロナ」から「ウイズコロナ」の
時代にかけて、
テレワークやオンラインミーティング、
オンラインセミナーが一般的になってきたこともあり、
ユーチューバーをめざすわけでなくても、
多くの人が動画での情報発信を始めています。

そういうのを見ると、
自分も何らかの形で動画を作りたいと思っている人は
焦りを感じているかもしれません。

個人でも企業でもサイトに掲載する動画がないと
訪問者やユーザーの定着率が下がるかもしれません。

ですから、これから動画をどう利用するか
しっかり戦略を練っていかなければならないですね。

ただ、現在ネット上にあふれている動画を
閲覧していて、少し気になることがあります。

ネット動画はよりインパクトのある内容、
語り口、構成の仕方があり、
視聴者はそういうものに慣れてくると、
じっくり考えたり、しみじみと感じるようなものは
時間がかかるので退屈と思ってしまう
可能性があるということです。

コロナ感染そのものについても、
ウィズコロナ時代をどう生き延びるか、
資産運用など経済的な事柄などにも、多くの識者や
著名人が、さまざまな見解を述べています。
それに賛同するも反対するも、さまざまです。
メンタル系の動画などもたくさんあります。

このところ、筆者も随分いろんな動画を閲覧しました。
それで思ったのは、自分の頭でじっくり考える
ということをしなくなりそうだということでした。

情報だけはどんどん入ってきますが、
自分の中にしっかりと落とし込むまでの時間がなく、
さらにまた新しい情報が入ってくる
といった状態になりかねません。

情報依存ですね。

コロナ自粛といえども、ウイズコロナの時代は
世の中全体がどこか興奮気味です。

それも、コロナ感染拡大とコロナ自粛のストレスから
きているものでしょう。

あなたは抑うつてきになりがち?
それともハイテンションになりがち?

私たちはストレスがかかることで、
押しつぶされそうに感じ、
抑うつ的になることもありますが
逆に、ハイテンションになってしまうこともありえます。

そういう時期だからこそ、焦らずに、
あれやこれやの情報にふさぶられることなく
自分自身で情報の取捨選択を行い、
より賢い選択をしていきたいと思います。

仕事の面では、あまりいまのトレンドに
流されすぎない方がいいのではないかと思っています。

ウィズコロナ時代だからこそ、
自分を振り返ってみられる企画を

人をハイテンションにさせるものではなく、
少し自分を振り返ってみるとか、
焦りや不安な気持ちを落ち着かせることの
できるような内容のものが必要なのではないかと
思っています。

ただ、動画が多用される時代になっている今では
自己診断コンテンツなども
動画で表現する方向に向かうでしょう。

よりクオリティの高い動画に診断コンテンツを
搭載できれば面白いのではないかと思います。

イエスノー診断チャートなどは、内容的に
よりRPG的になっていくかもしれません。
そのとき、どういった気持ちになり、どう考え、
どういった行動をとるかによって、
たどり着く先が違ってくるような
心理的シュミレーションゲームでしょうか。

そういったことに興味がおありの方、
いらっしゃれば、どうぞご連絡・ご相談ください。

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ABOUTこの記事をかいた人

徳島県生まれ。関西学院大学大学院修士課程修了(哲学専攻)。フリーライター、PR会社勤務を経て、単行本執筆を期に執筆活動に専念。1995年、本書のテーマであるエニアグラムと出会い、ライフワークとしての性格研究に取り組む。2000年より、毎月欠かさずエニアグラムのワークショップ、セミナー等を開催。参加者にとって信頼できる場を提供するため、スモールグループでの分かち合いを大切にし、今日まで継続している。2004年、永岡書店より出版の『ココロの本音がよくわかる魔法の心理テスト』がベストセラーに。心理テストブームを巻き起こした。テレビ・ラジオ等への出演・心理テスト監修も多数。『ドキッとするほどホンネがわかる心理テスト』(池田書店)『面白過ぎて時間を忘れる心理テスト』『楽しすぎて止まらない心理テスト』(三笠書房)など、心理テストに関する著書は累計120万部を突破。また、エニアグラムをベースにした性格診断・自己分析ツールは、商品キャンペーン、イベント、人材マッチングその他、Web集客等にも有効なツールとして、一般企業、放送局、イベント会社等幅広いジャンルに応用できるため、大手企業等からのコンテンツ制作の依頼も多い。 20代後半からジム通いを続け、40代で易占を学び、占いスクールで周易入門の講座を持つ。50代からヨーガを始め、全米ヨガアライアンス200を取得。コロナ後は渋谷から出身地の徳島県阿南市に居を移し、リモートワークとオンライン講座を中心に活動している。現在は、地元のフィットネスクラブで、趣味の有酸素運動と筋力トレーニングを行いながら、マインドフルネス・コンパッション・ヨガを実践。ロードバイクが趣味。