クリエイターExpo出展のお知らせと最近の診断コンテンツ制作について

目次

1. 東京クリエイターExpo出展のご案内

今年の秋、東京ビッグサイトで開催される「東京クリエイターExpo」に出展することとなりました。これはクリエイティブ業界において、さまざまな分野のクリエイターや企業が一堂に会し、新しいコラボレーションやビジネスチャンスを模索する大規模なイベントです。私も初回から10回ほど連続して参加していましたが、コロナ自粛後、一度は出展いたしましたが、その後は出展を控えていました。しかし、コンテンツ制作を取り巻く状況が大きく変化していることを実感し、このタイミングで再び出展を決意しました。

クリエイターExpoは、例年夏に開催されていたのですが、最近は夏と秋冬の2回行われています。日程は11月20日(水)から22日(金)までの3日間です。場所は幕張メッセになります。この機会を通じて、私自身が手掛けている仕事を広く紹介し、また新たなビジネスパートナーやクライアントとの出会いがあることを期待しています。特に、コンテンツ制作に関心を持っている方や、心理テスト・診断コンテンツの制作に興味を持っている方々との交流を楽しみにしています。


2. 現在の仕事状況とコンテンツ制作

私の主な活動領域であるコンテンツ制作は、急速に進化するテクノロジーの影響を大きく受けています。特に、AI技術の進展によって、これまで手作業で行ってきた部分が自動化されることが増えてきました。「調べる」時間が大幅に軽減しました。それに伴い、コンテンツ制作の現場でも効率化が進んでいますが、AIの力を過信することなく、人間のクリエイティブな視点をどのように活かすかが、今後の鍵となってくるでしょう。

AIによって導き出される情報や知識の正確性は、その分野の専門家でなければ分からない部分があります。”人の心理”を扱うジャンルにおいてとくにこのことは重要です。人は論理的には矛盾する考えや頭ではわりきれない感情を持っているものです。同じことを表現するにも、言葉の使い方次第で意味がよくわからない、ニュアンスが違うなど、AIでは計れないものがあります。どのようなジャンルであれ、AIの発展によって消えていくどころか、むしろ必要になってくるのが専門家の存在なのかもしれません。

さて、現在、私が取り組んでいる仕事の一部は、診断コンテンツや心理テストの制作です。これらのコンテンツは、エンターテイメント性とユーザーの心理的な気づきを融合させたものです。多くのクライアントから依頼を受け、様々なニーズに応じたコンテンツを作成しています。心理テストは、ユーザーが楽しみながらも、自己理解を深める機会を提供する重要なツールです。これらのテストは、単なる「面白いだけ」のコンテンツではなく、実際に役立つ情報を提供することができるため、需要が高まっています。


3. 診断コンテンツと心理テストの需要

診断コンテンツ、とりわけ心理テストはカジュアルなSNS集客ツールとして重宝されています。ユーザーがサイトやアプリに長く滞在し、コンテンツに引き込まれるためのツールとして、心理テストは非常に効果的です。私が手掛けている心理テストは、単なる選択肢を選んで終わりというものではなく、ユーザーにフィードバックを与え、自己認識を深める役割を担っています。

たとえば、心理テストでは、複数の質問に対して3~5つの選択肢を提供し、ユーザーが選んだ回答に基づいて結果を表示します。この結果は、「あなたはこういう性格です」といった情報を提示し、ユーザーに気づきを促すものです。特に、ゲーム性を持たせた心理テストは、エンターテイメント性が高く、多くのユーザーが楽しみながら参加します。診断コンテンツは、ユーザーが何度も挑戦したくなるような魅力を持ち、サイトやアプリの滞在時間を大幅に伸ばすことができるため、非常に有効なマーケティングツールとなっています。


4. AIとコンテンツ制作の未来

AI技術の進化により、コンテンツ制作の手法にも大きな変化が訪れています。AIは多くのデータを処理し、短時間で多様なアイデアや情報を生成することが可能です。これにより、従来よりもスピーディーにコンテンツを制作できるようになりました。しかし、AIが生成したデータをそのまま使うのではなく、それをどう精査し、どの部分を活かすかが重要なポイントです。

私も、AIツールを使って心理テストや診断コンテンツの制作を行う際、AIが提示した情報を元に、さらに人間の視点から細かい修正や調整を行っています。AIの力を借りることで、コンテンツ制作のスピードは大幅に向上しましたが、最終的なクオリティを保つためには、専門家の目でのチェックが欠かせません。AIをフルに活用しながらも、その出力結果に人間のクリエイティブな価値を加えることで、クライアントにとって価値のあるコンテンツを提供しています。


5. お金に関する心理テストの制作事例

最近取り組んだプロジェクトの中で特に印象的だったのは、「お金に関する心理テスト」の制作です。通常、心理テストではお金に関する質問は一部の要素として含まれますが、このプロジェクトでは金銭感覚に特化した診断テストを作成しています。ユーザーの金銭感覚をさまざまな角度から分析し、具体的なアドバイスを提供する内容です。

このようなテーマに特化した心理テストは、ユーザーにとって新鮮であり、多くの関心を集めています。お金に対する考え方や価値観は人それぞれ異なり、それを診断することでユーザーに新たな気づきを提供できる点が、非常に興味深いところです。私自身もこのプロジェクトを通じて、心理テストの多様性と可能性を再確認することができました。


6. エニアグラムを活用した性格診断

性格診断コンテンツでは、エニアグラムという性格分類法をベースにした制作を行っています。エニアグラムは、人間を9つのタイプに分類し、それぞれの特徴や行動パターンを分析する方法です。この理論をもとに、ユーザーが自身の性格や行動をより深く理解できるようなコンテンツを制作しています。

エニアグラムに限らず、性格診断は古くから多くの方法が存在し、タイプ分類も4タイプに分けるもの、価値観から5タイプに分類するもの、キャリア志向から8タイプに分類するもの、そしてこのところ注目を浴びているMBTI、ユングの性格分類に基づく16タイプなど。そのどれもが一長一短を持っています。私の制作スタイルでは、それらの基本的な理論を組み合わせて、クライアントのニーズに応じた独自の診断コンテンツを作り上げています。これにより、ユーザーが単に楽しむだけでなく、自分自身や周囲の人間関係について深く理解する手助けができるよう工夫しています。


7. クライアントのニーズに応じた柔軟な制作

クライアントからの依頼に対しては、柔軟な対応が求められます。それぞれのクライアントには独自の要望や目的があり、それに応じたコンテンツを提案・制作することが重要です。AIを活用することで、提案のスピードや制作時間を大幅に短縮できる一方で、クライアントの具体的なニーズを的確に反映させるためには、きめ細かな対応が欠かせません。

AIが生成したコンテンツをベースにしつつ、クライアントの意向を反映させたオリジナルのアイデアを盛り込むことで、クオリティの高いコンテンツを提供しています。また、納期を短縮できることで、クライアントのスケジュールに柔軟に対応できる点も大きな強みです。AIの力を最大限に活用しながらも、最終的には人間のクリエイティブな視点を加え、クライアントにとって最適なコンテンツを提供しています。


8. かさこ塾インタビューのご紹介

最近、フリーランスのカメラマン兼ライターであるかさこさんからインタビューを受けました。このインタビューでは、私がフリーランスとしてのキャリアをスタートさせ、現在の合同会社設立に至るまでの経緯についてお話ししました。かさこさんの「好きを仕事にする人インタビュー」の62回目のゲストとして出演し、これまでの経験やチャレンジについて振り返りました。

インタビューの中では、紙媒体の時代から現在のデジタルコンテンツ制作までの移り変わりや、フリーランスとしての働き方についても詳しく語っています。コンテンツ制作に興味のある方や、フリーランスとして働くことに興味がある方にとって、参考になる内容だと思います。ぜひ、お時間のあるときにご覧いただければと思います。


9. お問い合わせと費用に関しまして

診断コンテンツや心理テストの制作に関するお問い合わせは、常時受け付けております。特に、どのようなコンテンツを作成したいのか、具体的なイメージをお伝えいただければ、よりスムーズにお見積もりや提案が可能です。

よくいただく質問の中で、「いくらかかりますか?」という費用に関するお問い合わせがありますが、コンテンツの内容や規模によって大きく変わるため、まずはどのようなコンテンツを制作したいのかをご相談いただくことが重要です。費用面だけでなく、どのようなコンセプトや目的を持ったコンテンツが必要なのかを一緒に考えながら、最適な提案をさせていただきます。


今後、クリエイターExpoの詳細な情報は随時更新していきます。また、診断コンテンツや心理テストの制作についてのご質問やご相談がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。クライアントのニーズに合わせた柔軟な対応を心がけておりますので、まずはどのような内容をご希望か、お知らせいただければ幸いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

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徳島県生まれ。関西学院大学大学院修士課程修了(哲学専攻)。フリーライター、PR会社勤務を経て、単行本執筆を期に執筆活動に専念。1995年、本書のテーマであるエニアグラムと出会い、ライフワークとしての性格研究に取り組む。2000年より、毎月欠かさずエニアグラムのワークショップ、セミナー等を開催。参加者にとって信頼できる場を提供するため、スモールグループでの分かち合いを大切にし、今日まで継続している。2004年、永岡書店より出版の『ココロの本音がよくわかる魔法の心理テスト』がベストセラーに。心理テストブームを巻き起こした。テレビ・ラジオ等への出演・心理テスト監修も多数。『ドキッとするほどホンネがわかる心理テスト』(池田書店)『面白過ぎて時間を忘れる心理テスト』『楽しすぎて止まらない心理テスト』(三笠書房)など、心理テストに関する著書は累計120万部を突破。また、エニアグラムをベースにした性格診断・自己分析ツールは、商品キャンペーン、イベント、人材マッチングその他、Web集客等にも有効なツールとして、一般企業、放送局、イベント会社等幅広いジャンルに応用できるため、大手企業等からのコンテンツ制作の依頼も多い。 20代後半からジム通いを続け、40代で易占を学び、占いスクールで周易入門の講座を持つ。50代からヨーガを始め、全米ヨガアライアンス200を取得。コロナ後は渋谷から出身地の徳島県阿南市に居を移し、リモートワークとオンライン講座を中心に活動している。現在は、地元のフィットネスクラブで、趣味の有酸素運動と筋力トレーニングを行いながら、マインドフルネス・コンパッション・ヨガを実践。ロードバイクが趣味。